みなさんこんにちは。
ここ数年一気に注目を集めているPythonというプログラミング言語。
加えて「AIを開発するならPython！」といっても過言ではないほど、近年のAI技術に切っても切り離せないプログラミング言語とあって、市場への参入者が増加している傾向があります。
この記事ではなぜAI開発にPythonがそんなに用いられているのか、そもそもPythonって他のプログラミング言語と何が違うの？といった内容にフォーカスして、Pythonの魅力を知っていただけたらと思います。
この記事ではそもそもPythonって何？という方でも読み進められるよう、一から解説しています！
AI開発って難しそうだなと思う方もハードルを下げて読んでいただける内容となっております！
目次
Pythonとは何か
Pythonの概要
簡単にいうとPythonはphpやJavaのようなサーバーサイドのプログラミング言語です。
ですので、Pythonで開発されたアプリケーションなどはJavaScriptアプリケーションのように目に見える形として市場に出回っているわけではないので、あまり馴染みがない人も多いかもしれません。
ですが様々なWebサービスのサーバー側でPythonは広く活躍しています！Pythonの実用例に関しては後々お話していきます。
Pythonの用途
では実際、どんな分野でPythonが用いられているかというと、
・デスクトップアプリケーション
・人工知能(AI)、機械学習開発
・ビッグデータ解析
ざっとリストアップするとこんな感じで様々な分野で応用されています。
中でも最近技術が発展してきている人工知能(AI)や機械学習、膨大なデータを解析して規則性を見つけるビッグデータ解析など、流行りの技術でその強みを表すなど、今後のITを支える基盤にもなり得るプログラミング言語になりつつあります。
Pythonの強み
ではPythonが他のプログラミング言語と比較して何が強いのかというと、
というメリットがあるんです！！
C言語などのプログラミング言語を学習したことがある人はその記述量の多さに学習の難しさを感じたかもしれません。
対してPythonは少ない記述量でコードを書くことができることを売りにしているプログラミング言語でもあるため、初学者でも比較的に学習しやすいというメリットがあります。
AIが作れる！？なぜ今Pythonが注目されているのか？
なぜ今Pythonが注目されているかというと、PythonはAIやコンピューターに人間のように学習させる技術である機械学習の開発が多く行われているからなんです。
市場には多くのAIや機械学習に関連するライブラリが存在しますが、それらに関するPythonのライブラリはとても多く、開発がしやすい環境が整っています。
そのためわざわざ他のプログラミング言語でAI開発を行うよりもPythonで開発した方が圧倒的に楽で早いという利点があります。
加えて、最近話題に上がっているビッグデータの解析などにも向いているPythonですが、AI開発者含め、これらの分野を扱える人材が市場の需要に対して少ないため、エンジニアの人材的価値として高く評価されていることもあり、人気のプログラミング言語となっています。
そのため、フリーランスの開発案件においても単価が高く、HTMLやCSS、JavaScriptのWeb関係の案件よりも比較的高給な案件が揃っている現状があります。
これらを簡潔にまとめると、Python需要が高まっているためPythonの注目度も高くなっていると言えます。
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Pythonは他のプログラミング言語よりも学習しやすい
Pythonが他のプログラミング言語と比較して学習しやすい点について、ここでは他のプログラミング言語と比較しながらその魅力を深ぼっていきましょう！
環境構築が容易
プログラミングをする場合、多くの言語で環境構築という開発を行うための準備を行う必要があります。
プログラミング言語によってはこの環境構築のプロセスは初学者を挫折に貶めるぐらい難しい、または面倒臭いものもあるため、一種の壁といってもいいかもしれません。
C言語でVRやAR開発をするためにはUnityという開発プラットフォームを整えなければなりませんし、Web系のサーバーサイド言語のphpはローカルでサーバーを立てるためのXAMPPやMAMP、Dockerなどのアプリケーションを扱わなければなりません。
対してPythonは
んです！Windowsの方はこのリンクからダウンロードをするだけで環境構築が完了します。
Macユーザーの方は何とデフォルトでPythonがインストールされているため、特に環境構築せずともPythonを動かすことができちゃうんです！！
このようにPythonは他のプログラミング言語よりも比較的容易に開発をすることができます！
文法が覚えやすい
この記事の序盤でさらっとお話しましたが、改めて解説すると、Pythonは他のプログラミング言語よりも少ない記述量でコードを書くことができるというメリットがあります。
それでは実際にPythonを他の言語、今回はJavaScriptのコードと比較してその少なさをみてみましょう。
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
// JavaScript for(var i = 0; i < 5; i++){ console.log(i); } // 0 // 1 // 2 // 3 // 4 |
上のプログラムは0~4を順番に出力するJavaScriptプログラムです。ではこれをPythonで書くとどうなるかというと、
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1 2 3 4 5 6 7 8 |
# Python for i in range(5): print(i) # 0 # 1 # 2 # 3 # 4 |
めちゃくちゃシンプルやないかい！！と思いませんか！？
JavaScriptではfor文を書く際には ( ) や { } などのかっこを組み合わせる必要があったのですが、Pythonではそんな複雑な組み合わせはなく、インデントというスペースを作ることによって、これを実現することができます。
Pythonのこのインデントによって動作を区別する特徴はコード自体も見やすくなりますし、筆者もプログラムを組んでいて非常にやりやすさを感じています。
このように、Pythonは他のプログラミング言語と比較して少ない記述量で他の言語の同様の処理を書くことができるため、プログラミング初心者でも取り掛かりやすいプログラミング言語になっています。
Pythonで開発されたWebサービス例
AIや機械学習、ビッグデータ解析で最近用いられているPythonですが、いまだその中心の用途はWebアプリケーションのサーバーサイド処理としての需要が多い状況です。
ではどこで採用されているかというと、メジャーなアプリケーションで
・Dropbox
などがあります。
YoutubeがPythonで動作しているのは驚きですよね！
これらのアプリケーションはPythonで開発をしていることを公開しています。
今では若者に大人気のSNSであるInstagramも実はPythonで開発されているんですね。
このように、市場に出回っている多くのアプリケーションがPythonで開発されています。
Pythonを使ってできることは？開発されたWebアプリをご紹介！
まとめ
いかがでしたか？
今回はPythonがなぜ流行っているのか？そして他のプログラミング言語と比較したPythonの魅力をお話していきました。
これを読んだみなさんは今すぐにでもPythonを学んでみたいと思ったのではないでしょうか？
Python需要は今後も増すと考えられています。「最先端の技術を扱いたい！」「AIの開発をしてみたい！」という人はぜひ取り組んでみてください！！
