【2022年】プログラミング言語ランキング!学ぶべき言語がわかる!

現役エンジニアの中には、自身のプログラミングスキルに不安を感じている人は多いでしょう。また、プログラマーを目指したいけど、どの言語を学べばいいのかわからない人も多いはずです。

そこで今回は、現役エンジニアが学びたいプログラミング言語ランキングを紹介していきます。ランキング入りした言語の解説もしているので、ぜひ参考にしてください。

【IT転職】企業の人気ランキングと習得しておくべきスキル

学びたいプログラミング言語ランキング


出典:TECH Street|ITエンジニアが 2021年に学びたい(強化したい)プログラミング言語ランキング

総合人材サービス会社パーソルキャリアが運営する「TECH Street」では、全国の20代〜50代のITエンジニア442人を対象に「2021年に学びたい(強化したい)プログラミング言語」の調査結果を、2021年2月5日に発表しました。

堂々の1位に輝いたのは「Python:32.8%」で、2位の「Java:9.3%」とは、大きな差をつけた結果となりました。

それでは、上位にランクインした各言語について、詳しく見ていきましょう。

【1位】Python

ランキング1位に輝いたPythonは、シンプルながら汎用性の高い、今注目のプログラミング言語です。人工知能開発を始め、多くの分野で活躍しています。Pythonは、文法がシンプルで読みやすいので、プログラミング初心者でも比較的簡単に習得することができます。

また、豊富なライブラリが公開されていて、ライブラリを用いることで効率的にプログラムを作成することができます。このライブラリが、複雑なデータ分析を必要とする人工知能開発の分野で人気を集めている理由といえます。

AIや機械学習は、これからの注目分野です。今後のPython人気もますます加速していくでしょう。

【2位】Java

2位のJavaは、世界中で人気の高いプログラミング言語です。Javaの魅力は、なんといっても汎用性の高さです。システム開発やWeb開発、アプリ開発などさまざまな開発現場で活躍している言語です。実際、現在使われている多くのシステムは、Javaで開発されています。

近年開発された新しいプログラミング言語に比べると、比較的難しい言語ではありますが、初心者でも習得は可能です。求人数も多いので、これからIT就職を目指している人にとっては、おすすめのプログラミング言語といえるでしょう。

また、Javaをベースに開発されたプログラミング言語も多いので、Javaを学べば他の言語の習得も容易になるでしょう。そして、オブジェクト指向を学ぶ上でも、最適な言語といえます。

【3位】JavaScript

JavaScriptは、Webサイトに動きをつける役割を持つプログラミング言語です。Webサイト自体はHTMLとCSSのみで作ることはできますが、JavaScriptを使うことで、Webサイトの魅力を高めることができます。また、Webサイトに機能を持たせることも可能になります。

JavaScriptは、Web系エンジニアを目指すのであれば習得しておきたいプログラミング言語です。難しい言語ではないので、早めに習得しておくと良いでしょう。

【4位】C

C言語は、歴史が長く、多分野の開発現場で活躍する汎用性の高いプログラミング言語です。Javaが開発のメインになる前は、C言語が開発のメインだったといえます。

初心者が学ぶ場合、C言語の難易度は高いです。実際、プログラミングが難しいというイメージはC言語の影響が強いでしょう。しかし、多くの言語の元になっていることもあり、学ぶ価値は十分にあります。エンジニアとしての価値を高めたい人には、おすすめの言語です。

C言語は、メモリ管理などが必要になる分、煩雑なソースコードになりやすいです。しかし、細かい指定が可能な分、プログラムの性能を高めるには最適な言語です。性能が求められるオンラインゲーム開発などでは、今でも活躍しています。

【5位】VC・VC++

Visual C++とは、Microsoft社の開発ツールである「Visual Studio」に同梱されている統合開発環境です。つまりプログラミング言語ではありません。Visual C++を利用することで、C++を使った開発を効率良く行うことができます。

【6位】C++

C++は、C言語にオブジェクト指向に関する機能を追加したプログラミング言語です。C言語の高度な処理能力をそのままに、オブジェクト指向が加わったことで、大規模システムの開発を効率良くできるようになりました。

言語自体の難易度は高いですが、C言語とC++は互換性があるため、どちらかを習得済みであれば、もう片方の習得は難しくありません。なお、C言語で書かれたソースコードは、C++でもコンパイルすることができますが、C++で書かれたソースコードを、C言語でコンパイルすることはできません。

【7位】C# .NET

C#は、Microsoft社が開発したプログラミング言語です。WindowsOSに対する開発を効率良く行うことができる言語です。そして、「.NET」とは、Microsoft社が提供しているC#の開発環境のことで、正式には「NET Framework」といいます。

【8位】Ruby

Rubyとは、日本人が開発した国産プログラミング言語です。Webサービスの開発現場で活躍しています。Rubyは、「Ruby on Rails」というフレームワークが人気の理由です。「Ruby on Rails」を利用することで、効率良くWebアプリを開発できます。

ソースコードの記述量が少ないため、初心者にもおすすめのプログラミング言語です。

【9位】Swift

Swiftは、Apple社が開発した比較的新しいプログラミング言語です。iPhoneやMacなどApple製品のアプリ開発で活躍しています。

Apple製品のアプリ開発といえば、以前はObjective-Cが使われていましたが、Apple社がSwiftを発表したことにより、今ではSwiftがメインになっています。

【10位】COBOL

COBOLとは、1959年に事務処理用に開発されたプログラミング言語です。当時のプログラミング言語の中では、扱いやすかったため世界中で使われていた言語です。

現在でも基幹システムや事務処理システムなどで使われているCOBOLですが、COBOLを扱えるエンジニアは、減少傾向にあります。希少性の高いエンジニアを目指すのであれば、COBOLを習得するのも良いでしょう。

【10位】PHP

PHPは、JavaScriptと同様にWebサイトに動きを加えるプログラミング言語です。Webサイト制作で活躍するWordPressも、PHPで作られています。ブログやECサイトを運営するのであれば、習得しておくと良いでしょう。

言語の難易度自体は比較的簡単です。しかし、PHPを扱うエンジニアは、HTMLやCSS、JavaScriptなどの言語も、ある程度扱える必要があります。

【10位】VB

VBとは、「Visual Basic .NET」の略で、Microsoft社が開発したプログラミング言語です。「.NET Framework」上で動作し、フレームワークを利用することで複雑なプログラムを簡単に実装することができます。

Windows系の開発がしやすいので、Windowsアプリの開発をしたい人などには、おすすめの言語です。

まとめ

エンジニアがこれから学びたいプログラミング言語ランキングの1位は、Pythonでした。
人工知能開発の現場で活躍するPythonは、これからの時代の担い手となるでしょう。今後もますます需要が高まると予想されるため、今のうちに学んでおいて損はないでしょう。

ランキング上位のプログラミング言語には、上位にランクインするだけの理由があります。各言語の特性や得意分野を理解し、必要な言語を学ぶことで、自分のスキルアップに繋げると良いでしょう。

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