・最短で結果を出したい
これから勉強していこうと意気込んでも、間違った方法で勉強して時間を無駄にしたくないですよね。この記事では勉強を効率化させる方法を紹介します。
忙しいけど勉強しなければいけない人にとって、参考になる内容になっているので是非最後まで読んでくださいね。
目次
勉強を効率化させる方法9選
勉強を効率化させる方法9選は以下の通り。
- アウトプットを意識する
- スキマ時間を有効に使う
- 同じものを繰り返し勉強する
- 勉強仲間を作る
- ポモドーロテクニックを使う
- ルーティンを作る
- 携帯を近くに置かない
- 作業周りの整理、整頓をする
- 睡眠時間を確保する
それぞれ解説していきます。
アウトプットを意識する
勉強を効率的にするために、意識的にインプット3:アウトプット7で勉強しましょう。この3:7の数字は脳科学的にも証明されています。
インプットとは教科書を読んだり、講義を聞いたりすることです。ほとんどの人がインプットの比率が圧倒的に高い傾向にありますが、インプットだけでは知識は定着しません。
勉強に大事なのはアウトプットです。学んだことを人に教えたり、書いたりすることで脳内で学んだことが整理され、知識が定着されていくからです。
そのため今までインプットに割いていた時間を意識的にアウトプットすることに比重を置くことで、効率的に勉強できますよ。せっかく得た知識も使わない記憶は忘れていってしまいます。覚えたことを使っていくことで記憶し続けられるのです。
スキマ時間を有効に使う
忙しい人でもスキマ時間を活用すれば、十分勉強できます。スキマ時間といは、通勤、通学時間や、病院の待ち時間、日々の生活にできるわずかな時間のこと。
どんなに忙しい人でもスキマ時間はあります。忙しい毎日の中に、まとまった時間を作って勉強できる人は少ないですよね。いつスキマ時間ができるかわかりませんので、あらかじめすぐに勉強できるように準備しておきましょう。
パッと思いつくのは単語帳などですが、それを作る時間すら勿体無いかもしれませんね。隙間時間での学習はじっくり問題を解くより、参考書など繰り返しを読んでわからないことを確認することや、聞き流したり読み流したり、とにかく勉強に触れることがオススメです。
スマホのアプリを使った勉強方法もありますので工夫してスキマ時間を活用しましょう。
同じものを繰り返し勉強する
繰り返しこそもっとも確実で効率的な勉強方法です。じっくりゆっくり読んだところで一回では記憶から抜け落ちてムダにしてしまいます。
超効率的な速読術「高速大量回転法(KTK法)」を生み出した宇津出雅巳氏も「脳の化学原理は繰り返しが原則である」と断言しています。結果を出している数々の著名人たちは、1回の学習法ではなく繰り返し学習して脳に記憶を刷り込ませることを実践しています。
何度も同じことを繰り返すやり方は、シンプルではありますが確実な勉強法です。
勉強仲間を作る
勉強仲間がいることは効率的に勉強することにもつながります。勉強仲間を作るメリットは以下の通り。
- モチベーションが上がる
- ライバルの存在でやる気が上がる
- サボりにくい環境を作れる
- 情報交換ができる
それぞれ解説していきます。
モチベーションが上がる
社会人の勉強は、みんながやっているわけではないので孤独になりやすい傾向があります。勉強仲間がいればモチベーションが下がったときにお互い励ましあったり、しんどい気持ちなどを共有できればモチベーションをあげることができます。
ライバルの存在でやる気が上がる
勉強仲間は時としていいライバルでもあります。友達と一緒に勉強することで闘争心が湧き上がり、一人で勉強するより意欲が高まります。
サボりにくい環境を作れる
一緒に勉強することでお互いが監視の目になり、サボれない環境になります。この時間は勉強すると決めて、やる気が下がったとしても勉強仲間がきちんとやっている姿を見れば、「よし頑張ろう」という気持ちになれますよね。
情報交換ができる
わからないところを教えあえることはもちろん、自分が発見したいい参考書や勉強法があればその情報を交換できます。意見を言い合うことで頭を使ったりすれば勉強に対しての理解もグッと深まっていきます。
とはいえ、勉強仲間のレベルが合わなかったり、一緒になってサボってしまえば元も子もありません。同じレベルでお互い高めあえる仲間を見極めて、時間を決め、メリハリをつけて一緒に勉強するようにしましょう。
ポモドーロテクニックを使う
ポモドーロ・テクニックとは25分作業(勉強)して5分休憩することを繰り返すことです。1980年にイタリア人コンサルタントに考案された「タイムマネジメント法」です。
トマト型のタイマーで時間を計りながらやっていたのでトマト(ポモドーロ)テクニックといいます。ポイントとして、タイマー(アプリも可)とタスクを用意しておくこと。
ポモドーロテクニックの手順は以下の通り。
- タスクを決める
- タイマーを25分にセットする
- 作業開始
- アラームが鳴ったら手を止め、5分間休憩する
- 上記を4回繰り返したら、30分の長い休憩をとる
短い時間で区切り、短時間でタスクを片付けようとすることで集中せざるを得ない状況にします。強制的に休憩を取るので疲れづらく、長時間集中して勉強できます。
また、タスクの可視化により作業効率も上がります。タイマーさえあればすぐに使える勉強法なので、試しに取り入れてみましょう。
ルーティンを作る
勉強をルーティン化することで効率化できます。一日どの時間でもいいので、まったく同じタイミングで10分勉強すると決めたら、毎日必ず続けること。歯を磨くことなどと同じで続けていくことでルーティン化されていきます。
習慣となってしまえばなんの苦もなく続けられるのです。継続力を養い、勉強効率を格段にあげられます。また、行動をルーティン化することで集中力を高めることができます。
行動をルーティン化することで有名なのは、イチロー選手や五郎丸選手のようなアスリートがやっている仕草のこと。仕草自体に意味があるのではなく、一定の行動パターンを決めてそれをすれば普段と同じようなパフォーマンスが発揮できるように、意識を意図的に持っていくのです。
試験の日や集中したいとき、たとえば左手の人差し指を握る。ミントの香りを嗅ぐなど決まった行動をすると集中し、リラックスできると脳に教え込ませて実践することで自分をベストコンディションな状態へ持っていけます。
普段からルーティンを作っておくことで勉強を効率化していきましょう。
携帯を近くに置かない
勉強する机、部屋にスマホを置かないようにするだけで集中力は上がります。スマホは視界に入るだけで集中力が半減しますし、通知の音やディスプレイがついただけでも気が散るでしょう。
伏せていたりポケットに入れている状態はあまり意味がありません。スマホを自分から遠く離せば離すほど作業上率が上がることはすでに色々な実験で実証されています。スマホは遠くへ置き触れないようにする。また、アプリを使う場合は機内モードで他の通知を遮断するようにするなどの工夫をしましょう。
作業周りの整理・整頓をする
散らかったデスクで作業する場合、整理整頓されているデスクで作業した場合よりも、集中力が下がり情報処理能力が下がるというのは明らかです。同時に環境がいいほど勉強が捗ることも研究で証明されました。
デスクが散らかっている人は今すぐ片付け、必要最低限のものしか置かないようにしましょう。緑を置いたり、アロマの香りを焚くのは集中力アップにつながりますので、取り入れていきましょう。
睡眠時間を確保する
勉強には睡眠が不可欠です。起きている時に勉強したことを、睡眠によって脳に定着させる必要があるからです。
睡眠不足はもってのほか。せっかく勉強したことが定着せずにムダになることも。15分から20分ほどの短い昼寝なども記憶の定着に役立ちます。
勉強時間のコツとして、1日勉強したことを寝る前におさらいしましょう。就寝前が一番脳が覚えられる時間帯なので、記憶の定着が効率よく行えます。
専門家が出した理想の睡眠時間は7時間半です。睡眠時間はしっかり確保し、勉強の効率を最大化させましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回は勉強を効率化させる方法について紹介しました。是非この記事を参考にして、最短で勉強の成果をだしてくださいね。